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PRのネタ帳

ガーオンのPRプランナーが、広報・PRに取り組まれる方に役立ちそうな情報をお届けします

日経電子版CM、田中が取るべきベストな行動とは

ちょっと面白いと思って見入ってしまいました。
日経電子版のCM。

 

日清CM「リア獣との闘い」のような臭いも感じますね。

しかしマーケティング界隈では、「無知な若者をターゲットにし続けていることは、日経のプランニング上間違っている」と言われているようです。

確かにそうかもしれません。

しかし、馬鹿にされているのは若者だけではないのではないでしょうか。

日経新聞(電子版)の機能と価格体系

電子版含め日経新聞の価格体系や、各機能を明確に理解している方がどれだけいるのでしょうか。

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※青塗りが紙、オレンジ塗りがWEB/アプリ(電子版)
※画像が小さくてごめんなさい。こちらにアップしました。

(追記:Kindle日経MJ日経産業新聞のビューワー対応済)

上にザクッとまとめてみましたが、若者だけでなくとも、果たしてこれでどのプランが自分に最適であるか、ひと目で分かる人がいるのでしょうか。

紙との違いなどもわかりにくいです。

従来の新聞紙面そのままをタブレットで読める機能は「紙面ビューアー」と言われ、アプリ提供しており、電子版とは別の位置付けです。

そしてウインドウズ8やKindleでは、日経MJや産業新聞はビューアー対応していなかったりと、複雑怪奇な仕様となっています。

ちなみにこれは見やすい一覧表などにはなっておらず、WEBではまず紙と一緒に読む「Wプラン」と「電子版プラン」のみを薦められます。

どの端末で何ができて、何ができないのかも、理解するのに時間がかかります。

価格から言えば、若者には紙のMJ購読がベスト

日経本誌のようなニュースは、無料のニュースサイトでもある程度手に入りますので、若者向けにコスト面からのベストな提案は、まず月2039円と一番安い「日経MJ(紙)」を単独で読んでもらうことではないでしょうか。

日経MJはマーケティング情報もふんだんで、部長のおかしな質問への対応や、合コンでの知識のひけらかしにも役立つのではないでしょうか。
しかしこれは紙です。

どこで読むのか

今やタブレットなどで、車内や外出中に読みたいわけです。

しかしタブレットで読もうとすると、これがまたやっかいで、まず日経電子月極プランの、月4200円の契約が必要となります。

これを契約すると、やっと電車の中でもアプリビューアーで快適に読めるようになりましたが、まだ日経本誌しか読めません。

日経MJ日経産業新聞などはオプションとなります。

マーケティングの情報がほしいからMJが読みたいとなれば、1000円のオプションをつけて、5200円でやっとアプリで読めるようになります。

さらにメーカーの方は日経産業新聞も必要となるかもしれません
するとさらに1500円プラスすることになり6700円。

ここまで払って日経電子版は、田中に投資リターンとして何をもたらすのでしょうか。

何故かできない法人契約

さらに問題は、アプリビューアーのMJと日経産業新聞は、何故か法人契約できません。
田中のような人には個人契約を狙っているのでしょうが、法人だと経費扱いできないのです。

法人は従来通り、10,090円払って紙の3紙を購読するしかありません。
古新聞の量もかなりのものです。

現法人契約と、電子版新規契約のジレンマにあることは想像にもつきますが、こうしたわかりにくい不便なプランで田中が果たして積極的に契約するのでしょうか。

そうしたことも考えると、このCMは「若者」だけでなく、「現在紙で契約していながらも、タブレットやPCに移行できない法人」なども上から目線で見ている、と考えられるのではないでしょうか。

田中が取るべきベストな方法とは

コストと内容を加味すると、私は日経新聞を読むよりも「テレビ東京ビジネスオンデマンド」を契約するべきなのではないかと思います。

月額525円で、「WBS」から「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」といったテレビ東京系経済番組が6番組も見放題です。

しかもテレ東なので、日経で掲載された情報ともほぼかぶります。

4月からの田中にとっては、コスパ面からも大江アナをWBSで見られるという点からも、日経電子版ではなく、こちらを選択したほうがベストなチョイスだと思われます。

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