PRのネタ帳

ガーオンのPRプランナーが、広報・PRに取り組まれる方に役立ちそうな情報をお届けします

うまい棒を活用した低コストPR

f:id:kohopr:20140325222041j:plain

うまい棒を活用したPR手法が、昨日(2014/3/24)ライブドアニューストップとヤフーニュースに取り上げられていました。

これを勝手に分析してみます。

時系列を想定してみると

ある映像制作会社が630本のうまい棒を撮影で使用するも、その後始末に困り一般へのプレゼント提供を開始。

●3/20:その事実をメディアにプレスリリース配信
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000009773.html

●3/24:ねとらぼに記事掲載

うまい棒630本も買い込んだ会社の悲鳴 「食べきれないのでもらってください」」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1403/24/news081.html


●3/24:ライブドアニューストップに転載

f:id:kohopr:20140324175327j:plain


●3/24:ヤフーニュースにも転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140324-00000053-it_nlab-sci

 

うまい棒を使ったPRのポイントとは

 

1.低コスト

f:id:kohopr:20140325231625j:plain

うまい棒は1つ10円です。

630本買っても6,300円しかコストがかかっていません。

数でアピールする戦略には持ってこいの商品でもあります。

※6,300本だとインパクトはあるかもしれませんが、もったいない感やが出てしまう可能性が高いかと思います。

2.拡散されやすくメディアも扱いやすい

うまい棒2ch管理人のひろゆき氏の好物とされており、ネットユーザー、特に2chユーザーやまとめサイトと相性が良い商品でもあります。

誰でも一度は食べたことがあり、馴染み深い商品でもあります。

ネットでも一度記事が出ると、まとめサイトなどでも取り上げられやすく、ライトに拡散されやすいネタでもあります。

※特に「ねとらぼ」は最近、特に記事が拡散されやすい傾向にあるかと思いますので狙い目かもしれません。

3.メーカーのPRにも繋がる

今回のケースではメーカー確認があったかどうかは不明ですが、うまい棒は他社(株式会社やおきん)が販売するお菓子です。
下手に他社イメージを壊すようなPRの仕方はトラブルの原因ともなるかもしれません。

しかし、今回のようにどの企業のイメージも損なわない企画であり、提供本数も630本という多すぎず少なすぎずという数字、さらにもったいない感が出ない(どうせ捌けるだろう感を出せる個数)というところが良かったのではないでしょうか。

これが6万本だと、もったいないと叩かれて終わりです。

(参考までに)これまでのうまい棒ネタ

うまい棒はネットニュースでは定期的に扱われているネタでもあります。 

「2月14日のバレンタインデーに『うまい棒』を買い占めるプロジェクト! 売れた数はなんと38万本」(ガジェット通信)
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0216/gad_120216_1970708256.html

 

※ロケットニュースがこれまで扱ってきた「うまい棒」ネタ
http://rocketnews24.com/?s=%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%84%E6%A3%92

 

ライブドアニュースうまい棒ニュースまとめ)
http://news.livedoor.com/%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%84%E6%A3%92/topics/keyword/18759/

問題は

 

単価が安い食品は大量購入をきっかけとして報道されることが多いわけですが、問題は食べきれなかったり、ヤラせ感が出たときのマイナスイメージ。

「大量仕入れ(誤発注)」ネタは記憶に新しいところです。

f:id:kohopr:20140325225755j:plain

 

f:id:kohopr:20140325225604j:plain


「誤発注でプリン4000個!学生はんが立ち上がった「買ってあげて…」ツイート拡散」(
2012年11月16日)
http://www.j-cast.com/tv/2012/11/16154177.html

このようにポジティブ報道をされればよいですが、  

「ケーキを80個も誤発注 → Twitterに「死にたい」「助けて」と書く → 完売 → 炎上商法だと叩かれる」(2013年3月12日)
http://rocketnews24.com/2013/03/12/303387/

”もったいない空気”や”ヤラセ感”がでてしまうと、ネガティブ報道として炎上してしまうケースがあるので注意が必要です。

広告を非表示にする