PRのネタ帳

ガーオンのPRプランナーが、広報・PRに取り組まれる方に役立ちそうな情報をお届けします

トムヤムクンヌードルのPR戦略とカレーメシとイセタンタン

本日(4/23)、日清のトムヤムクンヌードルが「“売れすぎて”販売停止に至った」というニュースが、朝の通勤時間帯という一番美味しい時間帯でヤフートップに掲載されました。

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トムヤムクンヌードルのPR

本日のヤフートップまでの流れを時系列で追ってみます。

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3/31:商品発売のプレスリリースを発表

4/14:商品発売開始

4/19:まとめサイト出現

4/22:品切れ販売中止のプレスリリース発表

4/23:毎日新聞が販売停止を報道

同日:ヤフーニュースで掲載(転載)

 

このニュースは時事通信でも取り上げられ話題となっているようです。

この商品は広告展開ではなく、結果として販売中止というニュースを使ったPRに発展しました。

ここで「本当に売れすぎたのか」という議論や、まとめサイトのちょっとした怪しさは置いておきつつも、こうした販売停止PRは一歩間違うとステマ感が出てしまい、一部ユーザーから批判を受ける可能性もあることが分かります。

カレーメシのプロモーション

一方、同じ日清の「カレーメシ」ですが、こちらはアートディレクターに佐藤可士和氏を起用し、“ぶっ飛んだ”CM展開を行い、話題性を狙っています。

カレーメシ プレスリリース

ちなみにカップヌードルごはんの開発秘話など、こちらに詳しく載っていて読み応えもあり非常に面白いです。

日清の2つの異なる戦略

この日清の2商品、うがった見方をすると

佐藤可士和氏らによる広告展開」VS「ヤフートップを狙ったPR戦略」

という、二通りのプロモーションが同タイミングで実施された例であるといえるかもしれません。 

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検索ワードだけで見ると、先に発売したカレーメシがひとまずバズりますが、その後右肩下がりとなっているのが分かります。

そして本日、トムヤムクンヌードルがヤフートップで報道されました。

ヤフーニュースの傾向からみて、これは朝のトップに入れるべき内容ではないと個人的には思いますので、大スポンサーならではの裏での動きがあるのかもしれません。

それは置いておいても、この2つ商品の展開方法、非常に面白い状況だと思います。

皆さんはどちらが食べたくなるでしょうか。

そんな中、伊勢丹のPR戦略は

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丁度今朝、伊勢丹社員が踊っているというニュースがグノシーに上がってきました。

伊勢丹はPRに恋チュン形式を採用しているようです。

 

振り付けはPerfumeMIKIKO氏とのことですね。
http://www.advertimes.com/20140401/article153100/

 

恋チュンもそうですが、踊りものはつい見てしまいます。

まさに平成の「ええじゃないか」。

恋チュン動画などでは、企業のPRや人材採用に繋がるのはもちろんのこと、何しろ動画を一緒に撮ることによる社員の団結力向上が、社内広報としてパワーを発揮しているのではないでしょうか。

ただこの「イセタンタン」ちょっと長いと感じました。

恋するフォーチュンクッキーの企業版が3分10秒程度なのに対して、イセタンタンは4分20秒。 

人間の集中力も考慮するとPRに利用する動画コンテンツは、3分が限度かもしれません。

そう考えると、恋チュンは3分ちょいで短くまとまっており改めて凄いと関心しました。

未来の恋チュン企業コラボ動画

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今後は「踊ってみる」動画の中で気になったスタッフや社員を画面上でクリックするだけで、その社員の踊りがクローズアップされたビデオと共に、社員紹介のテロップが表示される、といったインタラクティブ動画も出てくるかもしれません。

これは既にinterlude社のサービスで実際に作れてしまいます。
http://interlude.fm/

http://in.fm/v/1f49f400-a8c9-11e3-8624-f7b55c7a7be2

http://bit.ly/OR5B5P

広報・PRには、ますます動画の活用アイディアが必要となってくるかもしれません。

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