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PRのネタ帳

ガーオンのPRプランナーが、広報・PRに取り組まれる方に役立ちそうな情報をお届けします

ライフハッカーは何故NewsPickerを刺激するのか(広報)

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インテリで自己顕示欲が強く、評価経済を地で行く彼らは、自己ブランディングや自社ブランディングツールとして、あるいは承認欲求のはけ口としてNewsPicksを活用しているのかもしれません。

今後、PR担当は「NewsPicks」をどのように広報に活用すべきなのでしょうか。

NewsPicksを広報にどう活かすか

情報が溢れる中、ニュースの情報取得形態も変わりつつあり、PR戦術の矛先はヤフートップ掲載と合わせ、グノシーやスマートニュースなどキュレーションアプリに広がりつつあります。

そうした中、経済ニュースに特化したニュースキュレーションアプリ「NewsPicks」はビジネスパーソンを中心に人気急上昇中です。

長期的な場の空気作りと合わせ、マスメディア以外にもNewsPicker(NewsPicksユーザー)といった個人へのキーパーソンマーケティングに目を向ける必要が高まってきています。  

  一つ目の燃料は「自己啓発

ピッカーさんの多くを占めるビジネスパーソン。彼らは不安だらけ。同僚や同業他社と比較し、勝った負けたを日々繰り返します。

そうした中で、「やればできる」という自己啓発イデオロギーは非常に強い影響力を持つようになりました。

7つの習慣』は世界で3,000万部以上を売り上げたそうですが、作家の橘玲さんは著書の中で、 

「能力は開発できる」
「自分は変われる」
「他人を操作できる」
「幸福になれる」

という4つを自己啓発のポイントとして挙げ、結論として自己啓発は無意味である(結局は遺伝と幼少期の周りの人間環境で決まると主張)と述べています。  

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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しかし、未だ自己啓発ネタはビジネスパーソンが欲しがるネタであり、彼らに一時の希望を与える強大なイデオロギーであるわけであります。

 

意識高い系御用達メディア「ライフハッカー

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そうしたメディアの代表格であり、NewsPickerも散々釣られてしまうニュースサイトがメディアジーン社の「ライフハッカー」。

意識高い系のピッカーさんに、最も取り上げてもらいやすいメディアの一つといっても過言ではないかもしれません。

このメディアの凄いところは、いわゆる結論にはたどり着かせないところ。自己啓発ネタはある種のツッコミどころを残しておかなくてはいけません。

海外ライフハッカーの直訳でプチ炎上させたと思いきや、フリーランスを勇気づけたりと立ち位置が上手なメディアでもあります。

ビジネスアプリや文房具、労働生産力アップ系の企業は、こちらが重要メディアの一つとなるでしょう。

2つ目の燃料は「トレードオフ」と「白熱教室」

一方を取れば他方が犠牲になるというトレードオフ問題。

こうした議論には短期的な終着点はなく、議論好きなピッカーさんにも非常にウケるネタではないでしょうか。

しかし領土問題や人種差別、政治思想などをコメントしてしまうと、総スカンを食らってしまうので、既得権益の破壊や新ビジネスモデル、ブラック企業問題などは議論が盛り上がると思われます。

「白熱教室」で有名なマイケル・サンデルような、正義をベースとした倫理問題や賛否両論別れるテーマで、かつ紳士なコメントができるネタでテーマ設定できるとなおさら良いかと思います。

また、ある種の"言葉に出来ない嫌悪感”を抱かせるのも、コメントを促すという部分ではポイントかも知れません。

NewsPicksのキーパーソンは

自社のニュースをNP上で拡散させるには、

①総合トップに載せる(3つのNPリコメンド枠と人気記事で構成)
②タイムラインに載せる(フォローしているユーザーとロボットにより構成)

という2種を狙うのがセオリーとなります。

②の場合は、フォロワーが多い人に自社関連ニュースをピックしてもらうことが重要となるかと思います。

現在NPでは「1週間のうちに何人にLikeされたか」を、リコメンド基準として人気ユーザーとして掲載しているようです。

結局どうやって狙い、議論化させるか。

週間Like数が多いユーザーに取り上げてもらうよりも、堀 義人氏のようにLikeは押されないけどフォロワーが多いピッカーさんを狙っていくのが王道かと思います。

さて、具体的には、

・コンテクストとして自社に絡めた議論ネタやトレードオフネタを設定する

・ニュースサイト(とピッカーに思われているサイトへ)記事露出させておく

ことがスタートライン。

そして、

・NewsPicksのロボットと提携しているメディアへの記事露出を狙う

・有名ピッカーにピック、またはコメントしてもらい拡散

させていくというのが王道かと思います。有名ピッカーさんと特別なパイプがある人は、個別ルートで取り上げてもらうのが手っ取り早いかもしれませんが。

NPはヤフーニュースの仕組みと異なり、ブログネタや転載メディアからも派生するケースも多く見受けられますので、ニュースソースとして信頼がありそうなメディアに乗せておけばピックされる可能性は高められるかと思います。

ここで「ロケットニュース24」などに露出しておいても、ピックされないのは想像に難くない通り、ニュースソースとしてのブランド力のあるサイトに露出しておくことがNP対策としては、まずは重要となるかと思います。

さて、ロボットもありピッカーとの親和性の高いメディアの代表格が「ハフィントンポスト」ではないでしょうか。

ハフィントンポストの狙い方

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ハフィントンポストはライフハッカーと並び、タイトルの付け方が上手いと思います。

NewsPicksのヘッドラインの表示文字数は、
PC:約50文字
スマホ:約33文字
タブレット:約38文字
となっているようですが、ハフィントンポストのタイトルもこの辺りを意識してか、非常に上手いタイトルの付け方をしていると思います。

また、時流ワードに乗っけたSEOにも力を入れていることでも有名です。

私はSEOに詳しくないですがソースを見ると、titleタグとkeywordsは同一設定しているようです。descriptionは自動設定で立ち切れ。せっかくなら個別設定したら良いのに、なんて思ってしまいますがどうなんでしょうか。 

ハフポストに取材されたい!

これが難しいですね。

まずはすぐにできることとして、ハフィントンポストにニュースリリースを送り、取材依頼をかけるということができます。
ハフィントンポスト日本版へのお問い合わせ

しかし、メディアの特性から見ても、企業発表の一般的なニュースリリースから取材・記事に繋げてもらうことは本当に稀であると思います。

ハフィントンポストは検索急上昇ワードなどを逐一チェックしているそうですから、社会問題と合わせ、ネット上で渦巻くコンテクストをいち早く嗅ぎつけ、ネタ提供していくことが重要かもしれません。

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